BBCの人気リアリティ番組『The Traitors(トレイターズ)』が、待望のセレブリティ版として今夜からスタートします。舞台はスコットランド高地の荘厳な城。招かれるのは英国を代表する19人の著名人で、視線と心理が交錯する極上の“社会的推理ゲーム”が展開されます。司会はおなじみのクラウディア・ウィンクルマン。初回は英国時間21:00(BST)からの特別70分枠で、その後は全9話(各60分)のシリーズとして放送されます。
英国エンタメ界の「オールスター」集結
今回のセレブ版最大の見どころは、その豪華すぎる顔ぶれです。知性と機知で知られるサー・スティーヴン・フライ、映画や舞台で活躍するセリア・イムリー、人気コメディアンのアラン・カー、名司会者ジョナサン・ロスらが参戦。さらに、シンガーのシャーロット・チャーチ、TVパーソナリティのケイト・ギャラウェイ、アーティストのパロマ・フェイス、そしてオリンピック金メダリストのトム・デイリーなど、多彩な分野のスターが円卓に着きます。番組前から「他のセレブ番組よりも“格”が違う」と評されるのも納得のラインナップです。
フォーマット:裏切り者 vs. 忠実な者
ゲームの骨格はオリジナル版と同じ。参加者の中から3人が密かに「裏切り者(Traitors)」に任命され、残る「忠実な者(Faithfuls)」は話し合いと投票で彼らを見抜き、追放を狙います。夜が明けるごとに疑心暗鬼は増幅し、協力と裏切りが交互に訪れるのが『トレイターズ』の真髄。セレブたちは、築いてきたイメージを横に置き、読み合い・張り合い・だまし合いの心理戦に身を投じます。
クラウディアが語る“素顔”と“賢さ”
【広告】
司会のクラウディア・ウィンクルマンは、放送前の取材で「彼らのことをよく知っているつもりでも、実際にゲームをプレイする姿を見ると共感・機知・本物の賢さに圧倒される」とコメント。視聴者は、スクリーンの向こうで見慣れたスターの“油断のない目線”や“虚実を織り交ぜた会話”に、これまでにない緊張感と没入感を覚えるはずです。
“究極のエンタメ版”としての見どころ
セレブ版の魅力は、知名度の高い参加者同士の関係性がゲームのダイナミクスに新しいレイヤーを加える点にあります。信頼を盾にするのか、疑念を武器にするのか。番組は、名声・肩書き・実績が一切通用しない環境で、誰が最も人の心を読み、最も巧みに自分を隠せるかを問います。初回から70分の拡大版で、城の空気感や円卓での舌戦、そして最初の選別がじっくり描かれる見通しです。
今夜のスタートに向けて
初回放送はBBC One/BBC iPlayerにて。シーズンを通じて、緊迫の“追放”と“告白”、そして不意打ちの展開が待っています。心理戦×大物キャストという最強の組み合わせが、秋の夜長を熱くすることは間違いありません。『セレブリティ・トレイターズ』、いよいよ開幕です。
出典:BBC News


コメント